キンミヤ社長さんたちとキンミヤ漬け

【2007年8月23日】


『TOKIO古典酒場 昭和下町和み酒編』でお世話になった
キンミヤ社長さんが東京にいらっしゃるということで、
一緒にキンミヤ酒場巡りをしてきた。
キンミヤの社長さんは、とっても話がおもしろく、
取材時にもかなり話に聞き入ってしまった。
今回もきっと、おもしろい逸話聞けるんだろうなあ、と期待。


で、社長さんと落ち合う前に、
渋谷の百軒店をロケハン。
闇市の残り香をかごうとうろうろ。
風俗店&ホテルが建ち並び、
猥雑感はたっぷりだが、
肝心の酒場街が見あたらない。
ふと目に飛び込んだ酒場に入店。
ビールを呑み呑み、大将に話をきくと、
「最近はさ、ホテルに行くにも色気がねえんだよね。
昔は、嫌よ嫌よ、といっている女の子を酒場で口説いて
ホテルに行く、なんて感じだったのが、
最近は、コンビニ弁当ぶらさげて、すぐにホテルに入っちゃう。
こっちは商売あがったりだよ」
と、色っぽい話が出てきた。
なるほどなあ、酒場って、そういうことに使用されたりしたのか。
あたしは単純にグテングテンに酔っぱらうためだけに
酒場に行くから、
そういう男心が渦巻く場もあるってこと、気づかなかった。
あ、最近はそういう色気が無くなっているって、大将が嘆いたんだっけ。
妙なことに感心しつつ、
いざ、キンミヤの社長さんとの待ち合わせ場所へ。


キンミヤの東京支店長さんから
この日の酒場行脚コースの候補店リストを
事前にいただいていた。
あまりにすごい軒数だったので、
あ~、死んじゃうかも。。。
と、前日は珍しく禁酒し、
この日のために身体の準備をしておいた。
で、一軒目は、
祐天寺にある「忠弥」へ。
モツ焼きの名店で、14時オープンというかなりそそられる酒場。
「先に入って席確保してますね」
なんてキンミヤ東京支店長さんに伝え、
16時に入店したのだが、すでに満席。
売れ切れメニューも続出。
いやいやすごい酒場です。
混雑している店内を
女将さんと息子さんらしき方がてきぱきと仕切っている。
非常に気持ちがいい。
慣れないあたしにも注文の仕方などを丁寧に教えてくれる。
まずは、特製カクテルを注文。
キンミヤ焼酎をジンジャーっぽいもので割ってある感じがするのだが、
レシピは秘伝。
甘辛い味が、夏にぴったり。
塩煮込み、しびれ、レバー、つくねを注文。
どれも絶品。
塩煮込みは大人気で、なんとキンミヤ社長さんと支店長さんが
合流した頃には売り切れ。
おふたりは、塩煮込みの残りスープをいただいていらっしゃった。
すみません、キンミヤさんをさしおいて、あたしが食べちゃいました。。。


次に向かうは恵比寿にある「プレハブ酒場」。
その名の通り、プレハブでできた一軒家の酒場。
若いスタッフ達がお店を切り盛り。
ここではホッピー&キンミヤを呑む。
アテは、富士宮やきそば。


三軒目は東五反田にある「日南」。
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ちょっとした路地裏にあり、かなり風情がいい。
外観からしてぐっとくる酒場だ。
2階の窓から見える
お向かいの建物の風情も、絵になる。
ここではキンミヤ&ジンジャーエールをいただく。
これも甘辛くて旨い。
酒肴は牛テール。
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お肉の出汁がよく出ているスープがこれまた旨い。


次々とおいしい酒肴とおいしいキンミヤを堪能。
まさしくめくるめく一夜。
それに加えて、社長さんと支店長さんの
ぼけとつっこみの会話が面白すぎて。
漫才をみているかのよう。
おふたりの関係がとっても素敵なんです。
腹の底から笑わせて頂きました。
ほろ酔いどころかふらふらの状態で、
次に向かうは
銀座の「ささもと」。
キンミヤのワイン割りが呑める店、ということで、
この日一番注目していた店。
どんだけ濃い酒なんだ!と興味津々だった。
なんですが。。。
まさか、最後にこのお店をもってくるとは。
キンミヤさん恐るべし!
もうかなりふらふらでやばいなあ、なんて状態で、
いざ入店。
銀座のど真ん中とは思えない、
渋い佇まい。
雰囲気、あたし好み。
で、さっそくキンミヤ&ワイン割を注文。
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使用しているワインは、十勝ワインの赤。
おお~、ほんのりキンミヤの甘さが舌に残る、
ふしぎな味わい。
ついついがぶ呑みしちゃいそう。。。
だけれど、残念ながらこの日は一杯で沈没。
ああ、あたしとしたことが。
すみません、キンミヤさん。
あたしがふがいなくて。
社長さんと支店長さんは、まったく変わらず
いい感じに呑まれている。
さすがだなあ。
やっぱり蔵元さんはすごいです。
恐るべしです。


次こそは、一週間くらい禁酒して、
肝臓きれいにしておきます~。。。

日南で過ごした誕生日

【2007年10月19日】


普段、めったに一緒に酒場に行くことのない夫。
でも、あたしの誕生日だけは、毎年一緒に酒場に行くことにしている。
で、今年もあたしの誕生日がやってきた。
毎年、家の近所のイタリアン、と決まっていたのだが、
今年は、先日お邪魔した五反田の「日南」へ。
またしても行ってきちゃいました。
ここのお料理、めちゃめちゃ旨いんです。
で、それを夫にも味わって欲しくて。。。
なんていいながら、本音は、
あたしがもう一度、あの牛はらみ串を食べたかったから、なんだけど。
まるで熊ちゃんのような体型の夫を見て、
女将さんに
「あら、優しそうな旦那さんで。
あんなに飲み歩いている奥さんを、
許していらっしゃるなんて、
本当に心の広い方なんですね」と。
うちの夫は、たいがい初対面のひとに
優しそうな旦那さん、と言われる。
それは、体型のせいだと思っていたのだが、
女将さんのひとことに、
はっと気づく。
そうだ、こんなあたしを許してくれる夫は、
そうそういまい。
もっと、大事にしなくちゃ。
でも、大事にする術がわからない。。。
まあ、今日のところは、旨い肉でも食わせておこう。


キンミヤのジンジャーエール割りを注文。
「ボトルで注文された方が、安くつきますよ、
たくさん呑まれる方は」とお店のスタッフ。
いやいや、今日は、夫とふたりだから、
少々控えめで。。。
グラス注文にとどめておく。
牛はらみ串、牛なんこつハンバーグ、
鯛とあじの刺身盛り合わせ、
無菌豚の味噌炒め…などをいただく。
うれしいことに、女将さんから、
誕生祝いに、なんと「森伊蔵」をグラスでいただいてしまった。
そして、さらにさらに、
ハッピーバースデーを歌っていただき、
写真撮影。
そして。
あたしの大好きなキンミヤ焼酎をボトルで頂戴してしまった。
本当に、うれしかったです。
ありがとうございました!
家で、夫と一緒にじっくり味わいます~。
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それから、
記念にと、
「日南」の壁サインの仲間入りをさせていただきました!
光栄でございます~。
ちゃっかり「古典酒場」の宣伝しちゃいました。


2階席から1階のカウンターに場所を移して、
女将さんも一緒に呑みながら、の歓談。
本当に、素敵なご一家です。
まったく食べ物の味にこだわりのない夫なのだが、
「日南」の酒肴は、めっぽう気に入った模様。
「ここなら、家から遠くても来たくなるね」と。
よかった、夫にも満足してもらえて。
ちょっとは夫孝行にもなったかしら。
といいつつ、帰りしな、
「誕生日はやっぱケーキでしょ!」とのたまい、
夫を買いに走らせたあげく、
眠り込んでしまい、
結局ケーキは食べずじまい。
また暴挙に出てしまいました。
毎回のことだけれど、
「後悔すれど反省せず」です。

5時間も滞在しちゃいました。

【2007年10月17日】


五反田の路地裏にある「日南」へ。
あのピンク色した街の一角に、
こんな渋い横丁があるのか、とびっくりするほどのいい佇まい。
なかなかロケーションがいい。
この日も予約客でいっぱい。
無理矢理席を確保してもらい、
女将さんと息子さん、娘さんにお話を伺う。
「お客さんの滞在時間どれくらいですか?」
と聴くと、
「うちはねえ、長いんですよ~、6~8時間いらっしゃるお客さんもいるんですよ」と。
うひゃ~、会社にいる時間と同じくらいの時間を、
ここですごしちゃうんだ。
でもでも、それだけ落ち着いて呑んでしまうのもよくわかる。
お店の方の、接客の加減が、実にいい感じなのだ。
ほどよくほっといてくれる、というか。
2階には、ビールやワインなどを冷やしてあるクーラーケースがあり、
そこから自由に取り出して呑むスタイル。
お勘定の時、カウントしてくれるシステムだ。
「我が家のようにくつろいでもらいたくて」と。
いいです! 非常にいいです!
ちょっと温泉宿にでも来たような気分になる。
隣客は、「お腹一杯になった~」と
板間に寝ころんじゃったりしている。
おいおい、くつろぎ過ぎだろう。
でも、ついついそんなことをしたくなるほど、
くつろげる酒場なのだ。
で、酒肴も最高に旨い。
和牛なんこつを使用したハンバーグ、
深い味わい。
牛バラ串、口に入れるとふかふかして、
めちゃめちゃ柔らかい。
ほどよく肉汁も出てくる。
あ~、旨すぎる。
和牛の贅沢な味をひきたてるのが、
「キンミヤ」。
「ワイン割り」と「ジンジャーエール割」を交互にいただく。
両方とも、甘すぎず、ちょっと大人の味で、
これまたいくらでも入ってしまう。
相席した女性客と、お互いの酒肴を廻し食べ。
これもおいしいですね、あのお酒呑んでみます?
なんて知らない者同士で話が盛り上がってしまった。
こういうふれあいができるのも、気持ちいい。
残念なのは、数多くの方に慕われたという御店主に
お逢いできなかったこと。
今年の1月に急逝されてしまったそうだ。。。
皇室の方をはじめ、著名人、文化人などの
そうそうたる面子も、
御店主を慕って集われていて、
今でも、足繁く通ってこられている。
この日も、偶然、野球選手だった衣笠さんもご来店され、
かなりの長時間、滞在されていた。
女将さんたちの話を聞くに連れ、
お逢いできなかったのが、残念でならない。
一度、お逢いしてみたかった。。。


女将さんや息子さん、娘さんの
楽しいお話をうかがいながら、
気づけば。。。
あたしたちも、5時間も滞在。
最初に「うちはみなさん長いんですよ~」の
意味を、身をもって知った夜だった。

五反田で先輩の思い出酒

【2008年12月16日】


丁寧に仕込んだ酒肴の味が忘れられず
新宿「三日月」へ。
すぐ満席になる酒場なので、
この日も、なる早で仕事を終わらせ、
三日月へと駆けつけるも、
残念ながら、もう満席。
人気店だからしょうがないか。。。
また来ます~とご挨拶をして
河岸を変える。


旨いモツ焼きを出す店という噂の
五反田の「かね将」へ。
ここのお店に昔から通っているという
会社の先輩と合流して、お店へ向かう。
佇まいからして下町の雰囲気をぷんぷんさせている。
まずは、ホッピーを注文。
すると、ホッピーのボトルと、氷入りのグラス、小グラスに入った焼酎
のセットがやってきた。
自分好みの濃さにできるのが非常にありがたい。
追加の氷は、ざるに入って登場。
この雰囲気、いいですねえ。
ざっくばらんな感じ。
好きだなあ。
牛モツトマト煮込み(だっけか?)と生海苔を注文。
先日、三日月のお通しで出してもらった
生海苔の味が忘れられず、
ここでも注文。
生海苔、ホント、旨い~。
レバー、ハツ、シロを焼いてもらう。
先輩の学生時代や幼少の頃の話を聞きながら
ホッピーをおかわり~。
サラダを注文すると
山盛りの野菜が登場。
ぱくり、ぱくり。
あれやこれや食べて、満腹。
三軒目へと移動。


同じく先輩の行きつけの酒場
五反田の「太平山」へ。
四ッ谷の新道にあるお店の系列店かしら?
ここは昔ながらの建物で、
これまたなかなか風情がいい。
しょっぱなから日本酒!
太平山を常温でいただく。
日本酒ときたらしめ鯖。
銀杏も注文。
周囲を見渡すと
サラリーマンがわいわいと楽しそうに
お酒を呑んでいる。
サラリーマン御用達の酒場のようだ。
五反田にもこういう老舗の酒場あるんだなあ。
五反田のイメージ、ちょっと変わりました。
ここでは日本酒を散々のんだくれ、
おひらき。

両親&夫と戦々恐々の酒場時間

【2009年11月 9日】


数年ぶりに、両親揃って上京。

「どこかおいしいところに連れて行って」とリクエスト。

あたしがいつも行っているところは、ザ・大衆酒場。

う~ん、両親、ついてこれるかな???

で、悩んだ挙句連れて行ったお店は、

五反田「日南」さん。

以前、キンミヤの社長さんに連れてきていただいて以来

あたしのお気に入りに酒場。

五反田の路地裏に佇む風情のいいお店なんです。

しかも、お肉も魚も絶品うまうまのお店。

あまりの旨さに、年に1~2回しか一緒に酒場に行かない夫も

つれてきたこともあった。

この日は、両親と夫と4人で往訪。

女将さんの温かい配慮のおかげで、

1階の窓際の素敵なテーブル席をとっておいてくださった。

久々の往訪にもかかわらず歓待してくださる

女将さん、若ご主人、お嬢さん。

夫の下の名前まで覚えていてくださったのには感涙ものでした。

まずは生ビールで乾杯。

お任せコースが1品ずつ登場。

普段品切れになりそうなものばかりを

集めたお任せコース。

トロなどの刺身盛り合わせ。

レバ刺しなどなど。

普段、あまり生のレバ刺しを食べない父も

ここのはおいしいと絶賛。

父は芋焼酎ロック。

あたしと夫はレモンサワー。

「日南」は、焼酎の品揃えもすばらしいので

焼酎派の父も大満足。

レモンサワーは、キンミヤのボトルと博水社のレモンサワー

そして生レモンがセットで登場。

ボトルから呑んだ分だけのお会計。

ふと気づくと、父はキンミヤをロックで呑み始める。

一方、あたしはというと、

泥酔姿を両親にほとんど晒したことがないため、

醜態をさらさないように、戦々恐々。

この日は、泥酔しないようにセーブしまくり。

レモンサワーにとどめておきました。

うう~、だいぶ呑み足りないけれど。。。

どうも、ご馳走様でした~。

楽しい家族時間を楽しめました。

 

この日は、当然はしご酒もせずに

一路、帰宅につく。

と、駅を降りてすぐに

「〆のラーメンが食べたい」と言い出す父。

やはり血は争えませんね。。。

荻窪で〆のラーメンといえば

「珍来」なのだが、

再開発で閉店となってしまったため、

「日高屋」へ。

「珍来」の雰囲気を両親にも味わってほしかったんだけどなあ。

残念。

おのおの、好きなラーメンをぺろり平らげ、帰宅。

自宅でゆったりまったりくつろいでいたところ、

父から寝酒の焼酎がほしい、とリクエストが。

ああ、やっぱり、あたしの父親だな、を感じた一日でした。