ドS上司の身代わり酔いどれ日誌

【2007年7月 4日】


『古典酒場 昭和下町和み酒』制作で
身動きがとれなくなっているあたしのかわりに
のんだくれ上司が、
呑み歩いて来てくれました。
あたしも連れてけっつーの!
なんですが、
今日は、上司酔いどれレポートをお届けします~。
ずぼらなあたしと違って、
旨そうな酒肴をふんだんに撮影してきてくれてます!


編集長が『古典酒場』第二弾の制作でテンパってるのは重々承知。
わかったうえで、同じ部署の私ハタザワ(ドS)、
編集長のぶんまで呑んできました押忍!

遠征したのは、中央区勝どき。
なぜに勝どきかと言えば、
そこに“日本一の立ち飲み屋”があると聞きつけたからなんです。
「午後4時の開店で即、満席」らしく、
「数時間もすればどんどんメニューが売り切れ」
というところまでは、
人気の立ち飲み屋さんではよくある話ですが、
そのお店はなんと、
「料亭でも通用するくらいのハイクオリティの料理が供される」
らしいんです。
おまけに、「閉店は8時」という、
編集者がたじろぐハードルの高さ。
しかし! この話を聞いた翌日の午後4時半、
私はK先輩と勝どき交差点に立ってました。

その“名店”っぷり、いざ確かめるべく、引き戸を開けると……
予想どおり満席! 
さすが明るいうちから陣取ってるお客さんだけに店内すごい熱気! 
キャパ的には20〜25人で一杯になる感じ。
しかし見渡せば2名分カウンターに隙間が! よっしゃ! 「エビス2本!」

そのお店こそ「かねます」
(中央区勝どき1−8−3 TEL 03-3531-8611/営業時間16:00〜20:00/日曜・祝日休み)

店内はいたってシンプル。
カウンター内には大将とその息子さんという感じのおふたりだけ。
これくらいの肩すかし感が、噂を裏付ける感じで、いい。

メニューは黒板。とても達筆。
とりあえず読みやすいものから……
「はも、下さい!」

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キリっと冷やされ、梅肉が乗ってる様子。
ま、盛りつけは上品だけど、
これだけでは“超立ち飲み級”とは言い切れない。


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が、口にして納得! ネ
タもいいうえに氷での〆具合も絶妙、
あんなに甘くふわふわした食感の「はも」、この口に入った履歴ないっす!

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そして次なるメニューは、
じつは事前のネット調査で「これだけは食べとけ!」なマストメニュー。
「うにの牛肉巻き」です。
ふつうなら牛の脂にうにのコクなんて、味濃すぎ!と思うところですが……。

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もうウソみたいにサッパリ! 
口腔内の温度により、蒸発するがごとく溶けてなくなるイリュージョン! 
そして口に残るのはほのかな磯の風味。新食感すぎ!

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早々にハイボールにチェンジ。
ネット知識で常連の隠語っぽく「ボールください!」と大将に伝えたら
「はい、ハイボールね」と言い直されました。
すべった。
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続いてまた鮮魚。
「ぐじの昆布しめ」というやつです。
ぐじがどんな魚か存じませんが、
しっかり染みこんだ昆布の風味といったら……
これだけでメシ二膳いけそうな滋味です。

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こんな時期に松茸? の土瓶蒸しです。
カウンター隣の集団が、
ほぼ全員召し上がってる姿を見てオーダーしてみました。

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ダシやばい! ダシやばい! 
お猪口でちびちびやってたいと思うも、
ハイペースであっというまに空になりました。

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ラストオーダーは、「ふな寿司」。
寿司食って〆ちゃおうと思ってたら、
出されたのは“具”だけ! これが、かねます流。
舌先にピリリとくる発酵のあんばい。
卵の部分を箸の先に付け少しずつ舐めながら……
こりゃ日本酒かな?

たしかに、カウンターに立つお客さんあちこちから「うまい!」「うまい!」。
ふだん使わない味覚神経を使ったか、
心地よい疲れが(立ちっぱなしの疲れ含む)。
てなわけで、店がまえの写真は撮るの忘れてしまいましたが、
勝どきの交差点から場所はすぐわかります。
「え? ここ?」てな具合のそっけない看板と、
素敵な料理とのギャップをお楽しみください。
そうそう、どのメニューも800〜1500円くらいで、すこーし値が張ります。
でも感動の対価としてはじゅうぶんにリーズナブル!
気まぐれに不定休になるという情報もあるので、
出掛ける前は確認して出向いたほうがよろしいかと。
でも……予約はできませんからね。

その後は月島商店街へ。
『古典酒場』第一弾にも載ってた
月島商店街の老舗(創業は明治)、「岸田屋」へ。
たっぷり飲んだな〜と思っても時計の針はまだ10時前。
夜はこれからじゃー!

勝ちどき~門前仲町・女3人はしご酒

【2009年12月 1日】


柴田書店「居酒屋」編集長の池本さん、

きき酒師の葉石かおりさんと呑んだくれてきました。

池本編集長とは、初対面。

とってもエレガントで素敵な女性です。

しかも酒豪。

最高!

まずは、池本さんお薦めの

勝ちどき橋「かねます」へ。

ここのハイボールとお料理の水準の高さは

かねてから耳にしており、

ずっとずっと呑みにいきたかった酒場。

口開けの16時を5分ほどまわった時間に入店するも

厨房側のカウンターはもはやぎゅうぎゅう状態。

壁側のカウンターを確保。

まずは生ビール。

エビス黒生。

日によって違うらしい。

大将と息子さんらしきお二人が切り盛りされている。

大混雑状態をたった二人で切り盛り。

にも関わらず、生ビールの注ぎ方がめちゃめちゃ丁寧。

泡の落ち着き加減を見計らいながらのビール注ぎ。

クリーミーでたっぷりとした泡のエビス黒生の旨いことといったら!

まぐろ刺身、あん肝をいただく。

刺身に切り身が分厚い~。

あん肝のねっとりとした旨さ。

もう、たまら~ん。(←日経BP局長の渋谷さん口調)

エビス黒生は、さくさくっとあけて、

噂の絶品ハイボールをいただく。

琥珀色のハイボール。

舌を優しく包み込むまろやかな味ながら

後味すっきり。

いくらでも呑めそうな味だけど

アルコール度数、高そう。

「酔いやすいから

効率良いお酒なんですよ」とは

池本編集長の名言。

さすが酒豪!

すでに調合されているハイボールが注がれるから

何がmixされているかはわからなかったものの、

「天羽の梅」が入っている気がする。

それを、ウィスキーで割っているのか

焼酎で割っているのか、

そこまではわからず。。。

わかろうとする前に、だくだくに呑みまくってしまった。

女子3人で

ハイボールをごくごく飲み倒し、

煮込み、あなご、牛生肉の雲丹巻きをいただく。

どれも量がたっぷりあって食べ応えあります。

牛生肉の雲丹巻きなんて、

すごいメニューです。

飲兵衛心をくすぐりまくりの名店。

満喫!

 

2軒目は、

葉石さんお薦めの門前仲町「鶴来」。

小体なお寿司屋さん風割烹料理屋さん。

仕切直しのビールで再度乾杯!

しめ鯖をいただく。

すっぱいもの好きのあたし、

しめ鯖はメニューにあるといつも頼みます。

ししゃももいただく。

北海道ししゃものごとく、おおぶり。

ちょっとした小魚サイズ。

うま~い。

確か、魚だってことで、

日本酒に切り替えたような。

もはや、記憶喪失。

は、早い。

イカメンチをいただく。

油でいかの甘みがまして

なかなかいいつまみだ。

大将との会話も楽しみ

三軒目へ。

 

門前仲町「花菱」がある路地裏を

3人で酩酊徘徊。

どこへ行こうかな。

あ!

「古典酒場」VOL.5~銀座編~

でお世話になったバーの支店が

門前仲町にあったなあ。

ええと、ええと。

酩酊しすぎて、バーの名前が出てこない。

でも、そこに行きたい~。

で、どうしたかというと。。。

あろうことか

居酒屋礼賛の浜田さんに電話。

「銀座にあるバーで、門前仲町にもお店を出しているバー、

知りませんか?」と

浜田さんをぐるナビかわりにするという暴挙にでる。

なんてこったい!

我ながらひどすぎる。

嫌な顔もせずに

「はいはい~。

調べて5分後にかけ直しますね~」と

心やすく調べてくださる浜田さん。

本当に申し訳ございません。。。

バー「オーパ」であることが判明。

場所も教えて頂き、

向かうものの

酔眼には、見つけられず。。。

迷惑かけたあげく、

そのお店に行かないという

浜田さんにさらに失礼を重ねてしまった。。。

で、「オーパ」のかわりに

葉石さんお薦めのバー「sasa」へ。

え~、確か、最初は

またしても仕切直しのビールで乾杯したような。。。

完璧記憶喪失。

〆にカレーライスをいただいたことしか憶えていない。

 

あ。そうそう。

門前仲町といえば、吉田類さんの呑みエリア。

で、2日前に類さんから着信あったことを思い出し、

今度は、あたしが、類さんに呑みのお誘い電話。

ろれつのまわらない舌で

「今、もんなかにいま~す~。

一緒にどうれすか???」

残念ながら、類さんは、

もうひとつの行きつけエリア、

新宿ゴールデン街にいらっしゃるとのことで

合流かなわなかった。

残念!

類さん、酩酊電話で失礼申し上げました~。

 

で、

気づくと、新宿駅。

送って下さった葉石さん、池本さん、

ご迷惑おかけしました~。

葉石さんに新宿駅の中央線ホームに

降り立つところまでを見送っていただく。

葉石さんには、

酩酊するたび、いつも新宿駅まで

送って頂いている。

方向が逆なのに。。。

面倒見のいい葉石さんに甘えっぱなしですみません。。。

と、反省モードに入ったところで、

急に復活。

胃袋が元気になりはじめ、

帰宅途中、マクドナルドで

ダブルチーズバーガーセットをもぐもぐ。

サイドディッシュはもちろん、ポテトフライ。

サラダなんて食べている場合じゃありません。

このジャンキーな味、たまりません~。

〆のカレーライスのあとの

本〆のマクドナルド。

メタボ上等!