粋でいなせな浅草の夜

【2007年4月20日】


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昨日は、会社の呑兵衛上司ふたりと
『TOKIO古典酒場』の編集助っ人をお願いした
編集プロダクションさんと一緒に浅草へ。

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(写真は編プロさんと爽やか系呑兵衛上司。
初対面のふたりは、雷門の前で名刺交換)


「酒膳一文」さん取材のときに浅草の路地裏も
ちょいと探検してみたのだけれど、
質実剛健な酒場が目白押し!
そのときから、浅草で呑んだくれてみたい願望が。
で、浅草に会社がある編集プロダクションさんに
案内をしてもらって、さっそく呑み歩いてきました。


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一軒目は、銘酒酒場として名高い「松風」へ。
ここは日本酒ひとり3合まで、と酔っ払い制限があるとか。
はしご酒の皮切りの店にもってこい。
「田酒」や「三千盛」、「大七」など、あたし好みの日本酒が。
ちびりちびりと、なめるようにして呑む。
ここの名物「おでん」が完売だったのが、ちょっと残念。
爽やか系呑兵衛上司が
「お出汁だけでももらえないかな。それで一杯やれるのに」
と一言。
確かに、お出汁で一杯やりたかった。が、
初めての店でそんな意地汚いことを頼めず…。
かなり後悔。
「泥酔はお断り」の店の姿勢にびびって
いつものあつかましさがなりを潜めてしまった。
クィッと呑んでさっと帰る。
ガラにもなく粋な酒呑み風情を装って、
「松風」を出た。


次に向かうは、吾妻橋をこえたところにある
「いけす道楽」。
座敷をぐるりと囲むようにしていけすが。
今度は釣り馬鹿呑兵衛上司が子供のように
いけすにくびったけ。
そのままそこで釣りを始めるのじゃないかとやきもき。
魚が悠々と泳ぎまわる様子を愛でながら一杯。
まるで水族館にいるような心持ちになりながら
「あの魚旨そうだなあ」なんて、ちょっとシュールな絵柄。


江戸風情の酒場から、ちょっとアミューズメント系の居酒屋まで、
浅草の懐の深さを妙に感じ入った夜だった。

浅草橋→浅草→浅草橋のはしご酒

【2007年6月21日】


会社の大先輩と一緒に
浅草橋の「西口やきとん」へ。
やっぱりここではハイボール!
「レバー、赤獅子、白獅子、皿なんこつ…」
を酒肴にハイボールをゴクゴクと。
なんといっても夏だし。
のどからからだし。
呑み口が軽い分、あっという間にグラスが空に。
以前『酒とつまみ』の大竹さんから
「ここのハイボールは呑みすぎると危険」
と言われていたが、
ついつい呑みすぎ。
立ち呑みなのに、何時間も居続け、
足下ふらふら。
それでもグラスを持つ手だけはしっかりとしている。
廻りのお客さんが次々と入れ替わる中、
その日の最古参客になってしまったところで、
次の店へ。
ふらつきながら向かうは浅草の「神谷バー」。
ラストオーダーに駆け込み、
あれやこれやと注文。
「お客さん、そろそろ…」と店員さんにせっつかれるまで、
意地汚くも呑み食いしてしまった。
ああ、今日も呑みすぎた~なんて思いながらも、
なぜだかまた浅草橋へ逆戻り。
駅近くの立ち呑み屋でまたしてもハイボール。
なぜまた浅草橋!?
なぜこんなにはしご酒しているの!?
もう自分でもわけもわからない酒ライフを驀進中です。

人情バーもいいものです

【2007年6月 4日】


久々に、バー巡りをしてきた。
ここ最近は、下町大衆酒場系のお店を
行脚していたのだが、
たまには、ちょっと趣向を変えて…。
と言いつつも、
オーセンティックバーではないのであしからず。
まず一軒目は
浅草の「神谷バー」。
浅草に行くたびに気になっていた酒場なのだが、
なかなか足を踏み入れる機会がなく、
上京してきて15年。ようやく初体験。
重厚感ある外観とは裏腹に
店内は、昔懐かしいビアホールのような感じ。
空いている席を探してうろうろしていると
常連客のおじさま軍団が
「ここ空いているよ~」と声をかけてくださった。
みなさん神谷バーで知り合ったひとたちだそうで、
「ここにくれば、必ず誰かしらいるんだよ」と。
リタイアされて、悠々自適生活。
うらやましい~。
「ここは先に食券を買うんだよ」
とあれやこれや作法を教えて下さる。
こういう方がいると初めての酒場でも心強い。
さすが下町!


次に向かうは新宿のやきとり横丁にある「BARみのる」。
やきとりの煙が立ちこめる一角の地下を降りていくと
そこはちょっと異空間。
やきとり横丁に、こんなバーがあるとは!
というくらい、ちゃんとした(失礼!)BAR。
ここもなじみの客で混んでいた。
ハイボールをいただく。
お通しで出たクリームシチューが懐かしい味。
一緒にはしご酒をしていた上司が
なんとここで30数年ぶりにご友人と再会。
こんなことってあるんですねえ。
互いに若かりし頃の話で盛り上がっていました。
共通の思い出があるひとと
酌み交わす酒もいいものだなあ。
この日は、下町浅草からカオス新宿まではしご酒。

遠慮して1軒にしておきました

【2007年9月26日】


この週末、遠藤カメラマンと
下町の風景を探して、
新川、佃島、浅草を徘徊。
ふとしたビルの合間に見える光景や、
凛とした佇まいの老舗建築物などを見てまわる。
最後にたどり着いた浅草では、
通称ホッピー通りでホッピーを浴びるように呑んでいる人びとに遭遇。
はあ~、いいですね、昼間から気持ちよさそう。。。
仕事中とわかっちゃいるものの、
気もそぞろなあたし。
そんなあたしを「しょうがないヤツ」と
あきれ顔で見ている遠藤さん。
呑みたいよ~という気持ちを顔いっぱいにだし、
喉をひくひくさせながらようやっと撮影終了。
お! ここは浅草だし。目の前は酒場がたくさん軒を連ねているし。
こりゃ、呑まなきゃ、なんて思ったのだが、
この日は、遠藤さんは車だった。
あたしだけ呑んじゃまずいよなあ。。。
とちょっと意気消沈しているのを見かねた遠藤さんが、
「僕はお茶で大丈夫だから、酒場に行こうか」と、
優しい一言。
遠慮という言葉を知らないあたしは、
待ってました!とばかりに
「行く行く~。気になっている店あるんです」
とすたすたと歩き出してしまった。
その横で、遠藤さんが
「僕があなただったら、そうは言っても断るんだけどねえ」と。
「でもあたしはあたしですから~」
なんて人でなし暴言を吐きながら
WINSの裏にある初音小路の酒場へと足を踏み入れる。
撮影していた昼間は空いていたのに、
夕方になると、バタバタと店が閉まっている。
あれれ? そっか、ここは競馬をやっている時間帯が
営業時間なんだなあ。
その一角で、夕方でも営業している
「かづちゃんの店」に入る。
店の前に露店も出していて、
足下では、炭がおこしてある。
露店のテーブルについて、
さっそくあたしはホッピーを注文…
だけど、ホッピーがなく、かわりに酎ハイを、遠藤さんはコーラを注文。
女将さんと大将のふたりで切り盛りされているが、
実質ちゃんと切り盛りしているのは、
女将さん。
大将は、女将さんの目を盗んでは
ビールをごくり、ごくり。
「ばれると怒られちゃうよ~」なんて言いながら。
なんとも可愛らしい大将。
うなぎを炭火であぶっていただく。
やっこにしめ鯖も。
ふとカウンターを見ると、
大間のまぐろあります!と貼り紙が。
大間の割にはずいぶん廉価。
大将に「大間のまぐろなんですか?」と確認してみると
「うん、そうだよ。切れっ端だから、安いんだ」との返事。
真実かどうかわからないが、
とりあえず頼んでみる。
ぱくり。
う~ん、わからない。
そう、大間のまぐろなんて食べたことないから、
真偽のほどなんて、あたしにはわからない。
まあ、いっか。安かったし。
真偽を確かめるなんて無粋なことだ。
ほどよく呑み食い。
早めのラストオーダーで、
もつやきをサービスでいただく。
うれしい~。
気持ちよく呑んでおひらき。
この日は、車の遠藤さんに敬意を表して、
1軒で終了。
この状況ではしご酒をするほど
傍若無人な自分ではないことに
感心し、心の中で自分を褒め称えるあたし。
あ、本当は、1軒目から遠慮すべきでした!?

吉田類さんの句会

【2008年12月 3日】


吉田類さん主催の句会に参加するため
浅草へ。
ちょっと早めに浅草に到着したため、
駅周辺をうろうろ。
「四方」という酒屋さんで
角打ちコーナーを発見。
そりゃ、呑まねば。
ってことで、にごり酒をいただく。
カップ酒の桃川。
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もちろんキャッシュオンデリバリー。
つまみ用におかきもついてきた。
これは、うれしい。
おかきをぽりぽり食べながら、
にごり酒をくいくい~。
ここは、デンキブランも角打ちで呑めるんです。
さすが、神谷バーのお膝元!


カップ酒で一息ついたところで、
会場の「むぎとろ」へ。
最上階のラウンジへと向かう。
隅田川が見渡せて、眺めがいい。
この日集まった皆様は、
新聞社の方やテレビ局の方、
医師、研究所の方、政治家などなど。
類さんの交友関係は広いですね~。
これまで俳句経験ゼロのあたし。
「お酒が呑める」のひとことに惹かれて
ずうずうしくも参加。
俳号ももっていなかったため、
ありがたくも類さんにつけてもらう。
その名も「酔女」。
類さん、ありがとうございます(笑)。
焼酎芋お湯割りを呑みながら、
その日のお題「おでん」を詠む。
みなさん、情緒深い句を披露なさる。
あたしは駄作を連発。
恥ずかしい。
で、思わず酒をぐいぐいあおってしまう。
赤ワインもいただく。
おでんをつまみ、赤ワインごくごく。
旨かった~。


句会のあとは、類さんおすすめのバーへ。
二階にも立派なバックバーを備えている素敵な一軒家のバー。
モスコミュールをいただく。
みなさん、飲兵衛さんばかり。
この日は、本当にお酒がよくすすむ。
がぶ飲みしまくって
終電時間に。
自宅が同じ方向の
古典酒場編集スタッフ・渡邊さんが
一緒なので、
安心しきっているあたし。
終電時間だ、って言われているのに
なぜだか
浅草橋の「西口やきとん」へ行こう、
と言い張るあたし。
「もう閉まっている時間ですよ」と諭す渡邊さん。
それでも、無理やり渡邊さんひっぱって、
「西口やきとん」へ向かう。
と、やっぱりもうお店は閉まっていた。
すみません、渡邊さん。
しぶしぶ電車に乗り込む。
いつものごとく眠り込んでしまったが、
ちゃんとあたしが駅につきそうな時間に
渡邊さんから
「ちゃんと降りましたか?」
と電話が入る。
ああ、助かった!
ほんと、ご迷惑おかけしました。