踊り子さんにもなれなくて…

【2008年3月21日】


先日、角打ちの本場「北九州市」へ行って来た。
当日ご案内してくださったのが
『TOKIO古典酒場』シリーズ第一弾で、
角打ち酒場について寄稿してくださった
「北九州角打ち文化研究会」の須藤会長さん。
「一日五軒行きたいんです!」
なんて、無茶なお願いも
笑顔で引き受けてくださった須藤さん、
本当に感謝です。
折尾駅からはじめて、小倉駅まで。
朝9時半から夕方5時まで。
呑みっぱなし、立ちっぱなし。
メタボ体型を支える足が悲鳴をあげ、
最後は足がびりびりしびれていました。
北九州の角打ちは、天国でした。
『TOKIO古典酒場 沿線酒場編』にて紹介しますので、
お楽しみに。


小倉駅周辺には、いまだに昔の色街の名残などがあって、
なかなかにおもしろ一角だった。
遠藤カメラマンのカメラマン魂にも火がついたようで、
ぱちりぱちりとシャッターをきっていく。
で、これがその時の写真。
kokura.gif


ピンク映画館とストリップ劇場がある一角を
熱心に観察しているあたし。
ああ~、なんという瞬間を写真におさえているんだか。
写真整理をしていたときにこの写真を発見して驚愕!
あたしの後ろには「薔薇族」だのなんだのって、
素敵な言葉が写りこんでいるんですから。
なんであたしが熱心に色街を観察していたかというと。。。


時は就職活動真っ只中。
あたしは、1浪かつ大学院卒のため、
新卒なんていっても、フレッシュさもまったくない
年増の新卒者。
超氷河期と言われていた頃。
当時は、年齢制限で就職試験すら受けられない会社が
なんやかんやあった。
で、みんな忙しく就職活動をしていたが、
あたしはぽか~んと過ごし。。。
仲間数人と草津温泉へ旅行なんかしちゃったりして。
その時、昔ながらのストリップ劇場があり、
踊り子さん募集の張り紙が。
「どんな条件なんだろう」と好奇心で張り紙を見ると、
なんと、そこでもあたしは年齢制限にひっかかって
門前払い状態。
おお~い、あたしは踊り子さんにもなれないんかい、
とちょっと落ち込んだ。
そんなせつない想い出がふっと脳裏をよぎり、
ついつい小倉の色街に募集の張り紙がないか、
きょろきょろ観察。
今は、脱ぐにも脱げない体型になっているから
門前払い間違いないのだが。
逆に、今がせつない。。。